2015年4月29日(水曜日、昭和の日)。昨夜遅くに
TF3DM.com で見つけてダウンロードした自動車の3Dモデリングデータ"BMW M3 GTR"をレンダリングしました。
"BMW M3 GTR"のダウンロードページのキャプチャ画像。
昨日、前の記事の車"subaru wrx sti 2011"のデータをダウンロードする時に、同じページに関連する(同類の)モデリングデータのサムネイルが表示されていたのですが、その中にこの"BMW M3 GTR"があるのに気が付きました。それで続けてこのデータもダウンロードしておいたということです。
ダウンロードしたデータをアンパックしてみると、3dフォーマットは、3ds、c4d、objの3種類。私のアプリ環境で使えるのは、3dsとobjです。
"PoseRay"で3dsとobjの両方を読み込んでみました。どちらも使えそうですが、3dsの方には車のモデリングデータ以外の文字のモデリングデータなどが含まれていたりして削除の作業が余分なので、今回はobjフォーマットデータを利用しました。
その読み込み直後のプレビュー画面。
ドライバーのモデリングデータが含まれています。そしてマッピング用のテクスチャ画像ファイルも複数同梱されているのですが、マテリアルの指定ではマッピング画像の指定がなされていません。そして大半の色指定もなされていない状態です。
"PoseRay"で読み込んだデータは、"Materials"タブ内の各material指定は車体各部をかなり細かくグループに分けて指定されています。一方、モデリングデータ各部をグルーム分けしてネーミングする"Groups"タブの方では、車体全体を一つのgroupに纏めてしまっています。
そこで最初の作業として、material 名を使ってgroup分けするツール"Materials -> Groups"を使って group 分けしました。その上で、ドライバーのデータ部分に当たる group を削除して車体だけのデータにしました。
そして、同梱のマッピング用画像ファイルを見ながら、画像ファイルのファイル名も参照しながら、車体各部に画像をマッピングし、各部の色指定を行いました。
最終的に"PoseRay"上で出来上がったデータのプレビュー画面。
これを、"POV-Ray"へエクスポート、レンダリングしました。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
今回もなかなかきれいな仕上がりです。
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせをしました。
このグリッドは0.5unit=0.5mです。
スケール合わせの終わった"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化して、私の"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで何時でもこの"BMW M3 GTR"を"POV-Ray"の部品としてシーンに組み込むことが出来ます。
保有する自動車の台数が日を追うごとに増えてゆきます。もちろん3Dモデリングデータでの話ですが(^_^;)。