2016年7月31日(日曜日)。2年前にDMI-3d.netからダウンロードした自動車の3Dモデリングデータ"Chevrolet Suburban 1999"を、"PoseRay"でデータ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
昨日、Animium.comで入手した"Chevrolet Suburban"(これは2015年の最新型)に影響されて、2014年6月にダウンロードしてフォルダに保存したままになっていた1999年型の"Chevrolet Suburban"のことを思い出しました。
このデータがまだDMI-3d.netにあるのかどうか確認してみたところ、以前と同じように公開されていました。
そのページのキャプチャ画像。
右下の角のデータがそれです。
lwoと3dsと2種類あって、2年前にダウンロードしていたのはlwoの方です。
そのダウンロードファイル名は"chevrolet_suburban_1999.rar"で、ファイルサイズは0.5MB(495KB)。たったの0.5MBです。
アンパックして出来た"Chevrolet Suburban 1999.lwo"のサイズが、1.57MBです。同梱されていたマッピング用のテクスチャ画像ファイルが2個。その画像の大きさは2個とも20*19という小さなものだけ。
余りに貧弱なサイズなので、期待はできません。
でも物は試しとこの"Chevrolet Suburban 1999.lwo"を"PoseRay"で読み込んでみました。
その最初のプレビュー画面。
読込時のエラーなどはありません。驚きました。データの小ささからは予想できなかった綺麗な画像です。
内装などもそこそこの精度でモデリングされています。これは十分使えるデータです。
折角なので、シートとタイヤにマッピングし、ライセンスプレートを追加することにしました。
シート部は色違いの2つの皮革状テクスチャ画像ファイルを使ってツートンカラーにします。
その2つの画像ファイル。
タイヤには、トレッド部に次の画像ファイルをマッピングします。
追加するライセンスプレートは次の通り。
これらの修正追加の作業を終えて、表示サイズ・表示位置を調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"PoseRay"から"POV-Ray"へエクスポートし、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
わずか1.57MBのlwoフォーマットデータから生成された画像とは思えないくらい綺麗にできあがりました。
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは0.5unit=0.5mです。
このスケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化して、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Chevrolet Suburban 1999"を"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込むことが出来るようになりました。
JUGEMテーマ:コンピュータ