2016年11月30日(水曜日)。Archive3D.netからダウンロードした自動車の3Dモデリングデータ、"Car caravan N190214"を"PoseRay"でデータ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
ここに表記された"Car caravan N190214"では車種がはっきりしませんが、WEBでの検索結果を画像と合わせて確認したところ、"Dodge Caravan"だと分かりました。
ダウンロードファイル名は"b89546ef69b5813449f893027885bd84.zip"、フィルサイズは14.5MB。アンパックして出来た3dデータのフォーマットは、gsmと3dsの2種類。私のアプリ環境で使えるのは3dsフォーマットの方です。その3dsフォーマットデータは"Car caravan N190214.3DS"、ファイルサイズは5.37MB。
早速"PoseRay"で読み込みました。
最初のプレビュー画面。
読み込み時nエラーが1件。
Material (plate): Map PLATE.BMP not found. Use search tool in materials tab.
ライセンスプレートにマッピングされている画像ファイル"PLATE.BMP"が見つからないというエラーです。
他のマテリアルに6件のマッピングがあるのですが、そちらは問題ありません。このファイルだけマッピング画像が置かれているサブフォルダーへのパスが通っていませんでした。
ただ、この画像ファイルも"DODGE"と表記されただけの画像なので、ライセンスとしては使えません。そこで何時ものように、手持ちのライセンスプレートのデータを使うことにしました。
見た目にも不具合な部分があります。
この黒い部分は、外装のパネル部品と内装のパネル部分がずれて重なったために起こっています。
内装のパネル部分のオブジェクトをx軸方向に僅かに縮めることで解決できました。
その他にも次のような修正をしました。
フロントのグリル部分がノッペラボウだったのですが、そこに次のような画像をマッピングしてメッシュ仕様にしました。
各materialの修正と追加を行い、表示位置と表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"PoseRay"から"POV-Ray"へエクスポートして、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにscale合わせをしました。
その画像。
ここでのグリッドは0.5unit=0.5mです。
scale合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化して、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Car caravan N190214"を"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込むことが出来るようになりました。
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