2017年1月31日(火曜日)。一昨日、DMI-3d.netからダウンロードしていた自動車の3Dモデリングデータ"Lamborghini Diablo GTR"を、"PoseRay"でデータ変換し"POV-Ray"でレンダリングしました。
このデータは、DMI-3d.netのトップページからメーカー・ブランドでの絞込機能を使って"Lamborghini"の各車種データの一覧を表示させてその中から見つけたものです。
そのページのキャプチャ画像。
ダウンロードファイル名は"Lamborghini Diablo GTR.rar"、そのファイルサイズは5.99MB。アンパックして出来た3Dモデリングデータ"Lamborghini Diablo GTR V1.0.obj"のサイズは20.1MB。
その"Lamborghini Diablo GTR V1.0.obj"を"PoseRay"で読み込みました。
最初のプレビュー画面。
読み込み時のエラーはありません。しかし、プレビュー画面を見て分かるように、形状的には左右のドアの位置・向きが変です。さらに、マッピング用の画像ファイルが沢山用意されているのに、殆どそれが適用されていません。
マッピングファイルの適用と、各materialのpigment、Finish、Bump Map等の指定は"PoseRay"の機能を使って手作業で行うことで対処しました。
ドアの問題については、groupで左右のドアが独立しているので、左ドアだけを取り出しました。
これを、Groupsタブ内のTransform機能を使って適正な位置に移動しました。その上で、この左ドアをコピーしx軸上で左右反転させました。左右対称にモデリングされているので、右側のドア位置にピタリと納まりました。
これらの修正作業をしている時に、車輪のモデリングに不具合があるのに気が付きました。右側車輪は正常なのですが、左側車輪にはタイアはあるのですがホイールが欠落しています。
正常な右側車輪。
ホイールの欠落した左側車輪。
そこで、左側車輪を取り去り、右側車輪をコピーしたものを適正な位置に移動させて埋め込みました。
そして、これは何時ものことながらライセンスプレートがモデリングされていませんでしたので、手持ちのライセンスプレート部品データにWEBで見つけたライセンス画像ファイルをマッピングして追加することにしました。
これらの修正を終えて、表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"PoseRay"から"POV-Ray"へエクスポートして、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにscale合わせを行いました。比率を求める基準値には、WEBで見つけた情報の中にあった"Lamborghini Diablo GTR"の全長4.300mを用いました。
scale合わせの画像。
ここでのグリッドは0.5unit=0.5mです。
scale合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化して、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Lamborghini Diablo GTR"を"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込むことができるようになりました。
ライブラリ化した"Lamborghini Diablo"は2台目です。以前の1台は、2016年7月11日のブログ『 Archive3D.netからダウンロードした自動車の3Dモデリングデータ、"Lamborghini Diablo sv" | KOKAのつぶやき 』に記した"Lamborghini Diablo sv"です。
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