2017年6月29日(木曜日)。2年以上前(フォルダの作成日時を見ると2年前の3月26日)にArtist-3d.comで入手したバイクの3Dモデリングデータ、"Ducati motorcycle red superbike"を"PoseRay"と"metasequoia"で手直しし、"POV-Ray"形式にコンバートしてレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
ダウンロードファイル名は"ducati-motorcycle-red-superbike-f.zip"、そのファイルサイズは1.08MB。
アンパックして出来たファイルは"x-bikerduc.obj"ただ一つ。objフォーマットの3Dデータファイル一個だけです。その"x-bikerduc.obj"のファイルサイズが4.07MB。
これを"PoseRay"で読み込みました。
最初のプレビュー画面。
読み込み時のエラーなどはありませんでしたが、見た目が全く変です。なめらかな曲線であって欲しい部分がカクカクしています。滑らかに曲がったチューブであって欲しいエグゾーストなどは六角柱の管です。
多分2年前にこれを見た時に、これではデータの手直しが大変だと、その時点で諦めたのだと思います。
その後の2年間で、データを扱う私の方もいくらか修行を積んで何某かのテクニックも覚えました。そこで、これを手直ししてみようと思い立ちました。
今回は、"PoseRay"の"Groups"タブ内にある"subdivide"機能を使ってカクカクのオブジェクトを分割して滑らかにしてみました。それでも不足の部分は"metasequoia"で加工しました。
その結果。
これに"PoseRay"の"Materials"タブ内の各機能を使って、各パーツの色や反射や透明度などのmaterial指定を行いました。
これらの修正を行い、表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"PoseRay"から"POV-Ray"へエクスポートして、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせをしました。
その画像。
ここでのグリッドは0.5unit=0.5mです。
このスケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化して、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Ducati motorcycle red superbike"を"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込む事が出来るようになりました。
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