2018年11月28日(水曜日)。昨日、Animium.comから久しぶりに新しくデータが公開されたという案内のメールがありました。久しぶりにというのは、正確には6月8日以来ですからほぼ6ヶ月ぶりになります。
2つのデータが公開され、1つはフリーのデータで、もう一つは有料メンバーのみダウンロード可能なデータです。
そのフリーの方が"Pontiac Bonneville 1958"のデータでした。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
6100cc、300馬力、全長約5.4mというバカデカさの、1950年台の典型的なアメ車です。この種のモデリングデータは案外珍しいので、あまり趣味ではありませんが入手することにしました。
ダウンロードファイル名は"pontiac-bonneville-hardtop-1958.rar"、そのファイルサイズは13.1MB。ファイル名の一部に"hardtop"とあるので、画像のデータとは違ったものだったかと気になりましたが、アンパックしてデータを読み込んでみたところ、キャプチャした画像のようにオープンタイプのデータで間違いはありませんでした。
アンパックして出来た3Dデータのフォーマットは案内のとおりにmaxとobjの2種類でした。私のアプリ環境で使えるのはobjフォーマットの方です。
そのobjフォーマットファイルのサイズは38.3MBもありました。
"PoseRay"でデータを読み込んだ、最初のプレビュー画面。
読み込み時のエラーなどはありません。モデリングは非常に精細で良く出来ています。ただマッピングファイルの指定が欠落していましたので、その再指定を手作業で行うことになりました。
ライセンスナンバーのマッピング用画像は付属していませんでしたので、手持ちの画像データの中から1958年のものを見つけてきて使いました。
それらの修正を終え、表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"POV-Ray"へエクスポートし、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは、0.5unit=0.5mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化して、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Pontiac Bonneville 1958"を"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込むことが出来るようになりました。
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