2019年3月30日(土曜日)。Archive3D.netからダウンロードした自動車の3Dモデリングデータ、"Car 1992 Honda NSX-R Forza Horizon Cars N310119"を、"PoseRay"でデータ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
ダウンロードファイルのファイル名は"a17e810154f56eebfde42adc34f06182.zip"、そのファイルサイズは11.5MB。アンパックして出来た3Dデータのフォーマットは、案内に有るgsmと3dsとmaxの3種類の他にobjを含む4種類。
この内、私のアプリ環境で使えるのは、3dsとobjの2種類。試しに両方を"PoseRay"で読み込んでみたところ、objフォーマットデータは、materialのTransparencyに値が上限値の100に設定されていて透明で見えない状態でした。3dsの方はそのような問題がなかったので、作業は3dsデータを選択して行いました。
3dsフォーマットデータを"PoseRay"で読み込んだ最初のプレビュー画面。
読み込み時のエラーなどはありません。見た目には形状的にもmaterialに関しても、問題になるようなところはありません。このままでも直ぐにデータコンバートして"POV-Ray"に持ち込めそうです。
ただ、私の好みで、今回はボディ色を赤系に変更しました。
また、ライセンスプレートはモデリングされていませんでしたので、手持ちの部品データを追加することにしました。内装のモデリングを確認したところ、右ハンドルでしたので、ライセンスを英国のものにしました。
その追加部品。
また細かくモデリングを点検し、WEBで検索した写真と比較したところ、ボンネット先端のロゴが欠落しているようです。
そこで同年代の他のHondaの車の3Dデータから、ロゴ部分を切り出してデータ化し、このモデリングに追加することにしました。
そのデータの画像。
これらの修正・追加作業を終え、表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"POV-Ray"へエクスポートし、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは、0.5unit=0.5mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化して、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Car 1992 Honda NSX-R Forza Horizon Cars N310119"を、"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込むことが出来るようになりました。
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